JR四国 多度津工場に行ってきました〜

車両検修作業公開の模様

今日は大学の友人と、JR四国 多度津工場の一般公開へ行ってきました。
14日の鉄道の日にちなんで、「きしゃぽっぽ祭り」が開催されていたからです。
JR四国の「鉄道の日一般公開」は1県に1カ所が公開されるのですが、松山以外には初めて行きました。

自宅から駅までは原付で行ったのですが、昨日からの雨が乾きかけたところにまた雨が降るような天気で、
道は一番滑りやすい状態でした。川沿いの道を、速度を落として走ってはいたのですが・・・
20km/hで舗装したてのカーブの白線を踏んでしまった! そのまま右に転倒。
・・・雨合羽と服のおかげで、擦り傷程度で済みました。自動車も朝早かったのでいませんでした。
傷は痛むけど、大事に至らなくて本当に良かったぁ・・・雨天時は慎重の上に慎重さが必要ですね…


駅で友人と会って、松山を6:50に出る普通列車に乗り多度津へ!(四国再発見きっぷを利用)。
外は雨の中、列車に揺られ、友人とはいろいろな話をし、ラジオを聞いたりもして楽しく過ごしました。
そんなこんなで多度津駅2番線に到着!

多度津工場行きの121系シャトル列車は1番線に入線し、かなりの客を乗せていました。
この列車、発車時間になると工場とは逆の方向に動き出し、引き込み線に入ります。そこで進行方向転換。
その後、1番線に何本かの列車が発着し、線路があいたときにポイントが切り替わり、列車はそこを
ソロリソロリとゆっくりした速度で進みます。工場までの踏切には係の人が立っていて、この1列車を
走らせるのにも大変な人手がかかっているようでした。ここで「すごい列車やな〜」と感嘆。


工場に着くと、2000系の振り子体験、DE10 1号機やDF50 1号機の展示、PR室(=資料室)の公開などなど
様々な催しがあり、初めて入る工場の広さや車両・部品の数々がとても印象に残りました。
松山運転所では親子連れが多かったですが、ここにはもっと幅広い年齢層の人がたくさん来ていました。
鉄道部品の即売会もあり、松山よりも多く、もっと幅広いものが売られていました。職員の方が工場の中から
部品を持ってきてその場で値段を付けていたりもして、とても面白いブースでした。
・・・が、ここに集まる人のうち、一部の人のマナーの悪さには、閉口しました。見苦しかった。
手元の品物を見ている人を押しのけて、自分の欲しい部品をもぎ取る人は、かなり迷惑!!!
松山ではこんなことはなかったのに…。多度津では貴重な品物がたくさん出ているからでしょうが、
鉄道ファンの純粋な子供には見せたくない光景でした。これは非常に残念。



PR室には、四国の鉄道や、鉄道の技術、発達に関するたくさんの資料があって興味深かったです。
0系新幹線の運転席も面白かったです。運転台の高さに驚き!高速運転はこうでないといけないんでしょうね〜。
その後、凄かったのは「車両検修作業と振り子台車の公開」!
まず、2000系振り子車両の台車だけで振り子を作動させ、傾き具合を見ました。
それから、検修の終わった車体(2005)を2台のクレーンでつり上げ、台車の上に乗せる様子を見ました。
私たちは、2台のクレーンは1台に同期して動くんだろうと思っていましたが、ブザーの合図で2人が
タイミングを合わせて移動させていました。職人芸でした。いいものを見ました。
小腹もすいたのでバザーコーナーでうどんを食べ、最後に2000系振り子体験。 満足、満足。

ひととおりイベントを見終えて、多度津工場13:35発のシャトル列車で多度津駅へ戻りました。
多度津駅では讃岐うどんなどお土産を買い、時間があったので琴平へ。琴平では駅舎を見たりして、
阿波池田から来たキハ54で再び多度津へ戻り、松山方面へ帰りました。
観音寺で列車を乗り換え、伊予三島では21分の停車時間を利用して、駅のキヨスクで夕食購入。
帰りの列車でも2人で今日の感想を話したり、夕食を食べたり、ラジオを聞いたりして、今治あたりからは
うとうとと寝たりもして、松山には19:50に到着しました。

天候が少し悪かったのが残念でしたが、初めての多度津工場見学はとても面白かったです。