懐かしの検索エンジン「千里眼」

私も年をとったなぁと思うことが増えています(苦笑)。
ずっと読んでいた雑誌がなくなったり、自分の体験談を話すと知人に驚かれたり。その年齢でなぜそれを知ってる!?と年上の人に言われたり・・・。そんなに私は昔人間なのだろうか、と思うことがあります。


で、http://d.hatena.ne.jp/Shiokaze98/20060221 に書いたことなのですが、昔、検索エンジンに「千里眼」というのがありました。この日記の「千里眼」にキーワードの下線が付かないのに、少し驚いたのです。もうキーワードとして取り上げられることはない言葉みたいですね。
Googleがない頃、Yahoo!Japanで知りたい情報が見つからないときはgoo、そして千里眼に頼ったものです。早稲田大学の学生か研究室かがやっていたサイトで、のちにアスキーに移転しました。


Googleで「千里眼」を検索してみました。
…1ページ目には、検索サイトの情報が全然出てきません。Wikipediaにも記載なし。「千里眼 検索エンジン」で探すと、結構出ました。Wikipediaでも「検索エンジン」の項目に、千里眼についての記述がありました。

千里眼のURL http://www.info.waseda.ac.jp/search.html にアクセスしてみると、「移動しました」とあり、リンク先はアスキーになってました。移転後の状態が今でも残っているんですね! Last modified: Fri Mar 28 13:33:10 1997 だそうな。
リンク先のアスキー(http://senrigan.ascii.co.jp/)では404エラー。では、WebArchiveでさかのぼってみませう。

98年にGoogleがサービスを始めると、Googleがとても便利だったので、すぐそちらに乗り換えてしまいました。99年の3月にサービス終了していたのですね…。

こう振り返ると、私のインターネット歴は長いのかな…。IE3.02が97年3月公開、IE4.01が97年12月公開らしいです(←Wikipediaで調べた)。父はNetscapeを愛用してました。バージョンは3くらいだったかな。まだあの頃はNetscapeユーザがほとんどで、IEユーザのほうが少なかったのではないかと。
・・・うーん、私は97年のはじめか中頃にはインターネットを使ってたと思われます。
検索サイトよりも、信頼できる「リンク集」が重宝されてた時代でもありました。…懐かしい。28kbpsのモデムでピーギャラとダイヤルアップしてた頃ですよ。懐かしいけど、あの頃に戻りたくはない(^^;


インターネットとは別に、「パソコン通信」というものもあって、私はこちらの方によくお世話になりました。当時はインターネットにはまだ情報が少なくて、パソ通の方が情報がよくまとまってました。…で、そのパソコン通信も今度の3月でなくなるんだそうです。機器の老朽化で。いろいろと移り変わっていくんだなぁ。


・・・まぁ、こういう話を友人にしても「へぇ」としか反応しようがないんだそうで。
最初からYahoo!Googleがあれば、千里眼は使わないでしょうし、無理もないんですが。ブロードバンドが当たり前とか、いい時代になりましたね、まったく!
(こういうまとめにするから、年寄り臭いと言われるんでしょうね。自覚がないわけではないんですけどね〜。)